セミナー開催レポート
ISOG-J主催 特別内部セミナー
「国際・日本でのセキュリティ組織間連携の取組みの最新状況」
日時 : 2010年10月13日(水)16:00〜19:00
場所 : 日本IBM 本社ビル
"Cybersecurity information security exchange framework (CYBEX):importance and current developments" (PDF形式)
Mr.Tony Rutkowski / Rapporteur for Cybersecurity Group, ITU-T Q4/17
今回紹介された CYBEX は、情報セキュリティ分野における標準的な情報交換フレームワークとなることを目指して、ITU-T で標準化作業中の規格です。ITU-T での標準化作業そのものは、あまり外部に公開されることがありません。今回はその中心的人物の TonyRutkowski 氏にご講演いただきました。
「JVNにおけるSCAP活用について」 (PDF形式)
寺田真敏氏 / IPA セキュリティセンター 研究員
IPA の寺田氏からは「JVN における SCAP 活用について」と題して JVNや MyJVN フレームワークについてご紹介いただきました。JVN の名前はこの業界では有名ですが、その内側で SCAP その他の規格・技術がどのように使われているかを知る貴重な機会となりました。
「ISOG-Jの情報共有WG活動:ISOG-Jでの情報交換の試み」 (PDF形式)
ISOG-J 情報共有Project Leader 徳田敏文氏 / 日本IBM
日本 IBM の徳田氏から、ISOG-J における情報セキュリティ関連の情報共有WG活動について報告がありました。ISOG-J は SOC 事業者の団体として活動しておりますが、その一環として SOC 事業者間で情報交換をする枠組みや、その可能性を探る試みを始めています。まだまだ手探りの状態である、活動の現状が紹介されました。